化粧
私は化粧が、濃い。自分でも思う。
朝、メイク💄をすると、ああでもない、こうでもないと、ドンドン塗りたくってしまうのだ。
メイク本や、色彩検定の勉強もした。
肌が弱いので、直ぐに吹き出物がストレスが溜まると出てしまう。
高三の時、母に頼んで近所のエステに通わせて貰った。
皮膚科にも行ったが、駄目だった。抗生物質でも治らない。
本来なら、それこそ、メイクしないか、薄化粧した方が良いが、コンシーラーは余り使わないが、ファンデーションを厚めにしてしまう。
目鼻立ちがはっきりしている方だが、アイカラーも、初めに塗ったのが、気に入らないと、上からもっと濃い色をのせる。
本当にメイク上手な方はナチュラルにするが、それじゃメイクの意味が無いだろうと感じながら、ケバくなってしまう。
私の母は独特なメイクをする人だった。はっきりした二重なのに目の上にラインを引いて三重にする。口紅を頬紅に使って、口紅をぬる。それも、真っ赤だ。
良く小学生の頃
「中田さんのお母さん、化粧濃いね」
と、喧嘩した相手に言われた。
ノーメイクの人もいるし、その事を自慢する人もいるが、私はある程度の年になったら、メイクするのも、身だしなみの一つではないか?と、感じる。
その点、母は見られている感が強く、家族で何処かへ行く時、父と二人でよく待たされた。
メイクや服が決まらないと、外へ出られないのだ。それも、私は遺伝したらしい。
眉が気に入らないと、もう今日の外出は止めようとか、仕事なら遅刻ギリギリまで、粘った。
他人は其ほど自分を見たりしてないのは分かっているが。
私は自分が納得するまで、顔というキャンパスに美しい絵を絵描きたかった。
Dr.や牧師の先生には
「身なりを気にし過ぎている」
と、注意された事がある。
お洒落は大事だし、25歳過ぎた女性の素顔は自分なら、見苦しいと思う。美しい人は美しいが。
今、マスク生活でメイクも楽になったと思いきや、アイラインを塗ってシャドウを塗って、まつ毛を盛って(笑)。
何時でも、マスクを外しても良いように、落ちにくい口紅を塗る。
私の働いている所のスタッフさんが、マツエクとネイルをして、今回、自分にお金を使い過ぎたと言っていたが、その気持ちがあるうちは、美は衰えないだろう。
よく本を買うのに躊躇したら、学習意識が下がって来ていると思った方が良いと聞いた事がある。それと同じだ。
中にはそんなにお金掛けられ無いよと言う方がいる。勿論、私もそんなにお金がある訳じゃない。
だから、ネイルセット一式購入した。やってもらうより、安いだろうと。
しかし、購入してから、気付いた。不器用だった事を(笑)。
矢張、私みたいな人間はやって貰った方が良い。
前に、綺麗な爪の女の子がいて、何処のネイルサロンかお訊きすると、自分でしたと言う。もう、プロになれると感心した。
化粧なら、眉が命と言うから、クーポン使って、眉を描いて、要らない毛をペリッと剥がすサロンへ行った。
「失礼ですが、この方、どなたですか?」
と訊かれたので、説明すると、櫻井敦司君の眉は描き難く、一度この眉にすると、お手入れが難しいから、今、流行りのアーチ型にしましょうと、その通りにして貰った。
櫻井敦司君だから出来るのであって、女性がそれも、私がしたら、二度見されるだろう(笑)。
今は普通のサラリーマンもファンデーションを塗るらしい。営業マンなら、尚更、身なりを気にするでしょう。
偏見ではないが、ウェイトレスをしていた時、調理師さんは無精髭はやしたり、太っている人がいたが、ウェイターにはいなかった。
矢張、お客様を直接相手にするから、自然と、気が引き締まるのだろう。
調理師さん達は包丁🔪一本で、俺は生きているんだ!お前らは料理運ぶだけで、ロボットでも出来ると馬鹿にしていたし、現にロボットが今は運んでくれるお店もある。
しかし、ロボットは化粧しない。あっ、美人のロボットもいたな~。
いつか、人も化粧もいらなくなるのだろうか?