不要居な私?
人生を変えたければ、自分の代わりがいないような人間になれと言う。
私の代わりがいないような人間?
ポンコツの私の代わりは変な意味で居ない。
私より、ポンコツは見当たらないからだ。
洗濯も、ティッシュを入れたまま、回してしまうし、キャベツの千切りならず、十切りだろう。オマケに、箸の持ち方も、あれだけ躾られたのに、出来ないので、家ではフォークで食べている。
気儘な独り暮らしだ。誰に遠慮する必要はない。
結婚する予定も、する気もないから、お気楽だ。寂しいと感じた事もない。
8畳のフローリングにキッチン、ロフト付き(一度も、登れず、一年が経とうとしている)。
雨風凌げて十分だ。お風呂もトイレもある。 臼蓋形成不全になってから 布団からベッドへ床に座るから椅子へ変わった。
杖は側に置いてあるから、家用と、外用があるし、何の心配もない。
生き別れの父は6年前に他界して、津軽海峡に眠っているし、認知症の母は去年、父の元へ逝った。
誰かに迷惑さえかけなければ(掛かってしまいますが)自由に生きて良いのです。
兄弟も、おりませんし、いがみ合う親戚もいない。
自由、気儘な独り暮らしだ。
しかし、今のアパートを見付けるまでが大変でした。
保証人なしの独身女に貸してくれる、マンションやアパート等、無いに等しい位です。
グリーン企画の高橋さんが、根気良く、駄目だったら、悩んでいる暇があったら、次に行きましょうと、回って歩いて、今の不動産屋さんと、大家さんを見付けて、下さり今のアパートに住めました。
それを知らない女性は皆
「私も、ノンさんみたいな気儘な独り暮らしがしたい」
と、宣い(のたまい)ます。
だったら、旦那さんとお子さんと親戚全部と、縁を切ってやって見たら良いと、私は言います。
そうすると、皆黙ります。矢張、今の生活を変えてまては出来ないのでしょう。
だったら、だまらっしゃい。
自分がどれだけ幸せなのか、考えてから、モノを言って下さいよ。
家族がどれだけ尊いモノか。考えてから、モノを言って下さいよと、私にいわせたら、皆無い物ねだりなんですよ。
だから、私は結婚している人に羨ましいと言った事はありません。自分で決めた道ですから、人を羨むのは違うと感じるからです。
このまま、独りでも、仕方ありませんし、誰かと、恋に落ちるかも知れません。
しかし、自分を見失わずに生きて生きたいです。
相手に合わせて、自分を殺す事はしたくありません。
所謂、我が儘なのでしょう。
仕方ありません。これが、私なのですから。
このままいくどー!!
独身女の独り事でした。