男性作詞と、女性作詞の違いについて

 ここでは、秋元康さんのような、商業作詞家は除いた私の主観です。

 女性の創る歌詞の方が圧倒的に攻撃的なのに対して男性の創る歌詞はどこか、後ろめたさがある気がします。

 中島みゆきさんの、恨みますから、あいみょんちゃんの死ね!まで、女性は喧嘩を売って且、倍返しどころか、千倍にもして、返してやるぜ!コラっといったところでしょうか。

 それに比べて男性の歌詞は産まれて来てご免なさいとか、自分の罪は一生消えない等、後ろめたさが残る歌が多いと感じるのは私だけでしょうか?

 私もアマチュアですが、作詞致します。ですから、気になる歌はチェックします。

 最近の若い方のは余り良く分かりませんと言うか、アンテナに引っかからないのです。

 宇多田ヒカルちゃんがあれだけ売れたけど、 正直私のアンテナには一切引っかかりませんでした。 だから何のどこがいいのかよく分かりません。

 安室奈美恵ちゃんも別にダンスに凝ってるわけではないので、作ったのは小室哲哉さんなのでだいたいこんな感じかなぐらいにしか思っておりません。

 ユーミンは皆イイとおっしゃいますが、石川ひとみさんのまちぶせしか、聴けませんので、詳しくはお伝えでさません。

 あと、北海道のふかした、じゃがいもを2、3発殴った顔を出されてビジュアル系は看板に偽りありでしょう。

 BUCK-TICK櫻井敦司君の写真を持って行って

「この顔にしてください!」

と、美形に整形してから、ビジュアル系と謳って欲しいです。お金があるのですから。

 あっ、それじゃあ全く違うバンドになってしまいますね。

 話しはそれましたが、椎名林檎さんといい、女性の方が押せ押せが強いです。

 男性は押されっぱなし。根が優しいからでしょうか?

 よく、強い男と弱い女はいないと言うのが、歌詞からみて、分かります。

 そして、だんだんジェンダーレスになって来て、男性が私と歌い、女性がアンタと、歌っております。

 ジェンダーレスになって良いところもありますけれど、歌詞にしにくい時代になりました。

 人間愛を歌うのには良い時代ですが、恋愛なら、必ずしも、相手が異性に出来なくなったところでしょう。

 あと、全体的に男性が淡白になり、俺が、俺ががいなくなった。

 逆にストーカーが増える方へ行ってしまう。直接、告白も出来ないし、口説く事も出来ず・・・・・・。

 ジェンダーレスが生み出した、負の世界を作り上げてしまっている気がします。

 あと、極端に暴力的な男性か。

 洋楽は日本語に訳すと、かなり難しい政治的な、真相心理を付いた歌詞か、子供か?と思う程に突拍子の無い歌詞かに別れます。

 今の60代くらいの方は洋楽から影響を受けておられる方が、多いのでしょうが、私達50代から下の世代は邦楽中心な方が、多いでしょうね。

 逆に歌詞が耳障りな方は良く分からない洋楽を好んで聴くようですが。

 男性はカッコを気にしますから、裏ではアルフィー聴いているのに、表向きはBOOWYと言う男子が私の学校にも、沢山おりました。

 愛だの何だのカッコ悪いよと言うのが、若い男性心理なのでしょう。

 しかし、今の若い男性は愛を良く歌いますね。

 あと、人前で緊張しない子が増えた気がします。

 ビートルズ世代の方は武道館でやるとなると、前の前の日から、眠れない感じでしたが、今の子は何の事はなく、始めて終わらせちゃいますね。

 緊張しないのは伸び伸びと出来る反面、ちょっとしたミスから、崩れ落ちて仕舞うのではないかと不安視するのは私の思い込みでしょうか?少し、危ない気がするのです。

 ジェンダーレスになって、生きにくくなった方も、いらっしゃるでしょう。

 少し、過激な歌詞を書いてしまえば叩かれる。

 私はエロティシズムも立派な文化だと思います。男性が女性の前で猥談をするのはいけませんが、最近はセクシーな歌を歌える、人がいなくなりました。

 声だけで、エロティシズムを表現出来るのは福山雅治君位でしょう。

 あと、歌詞の世界で、オンリーワンは岡村靖之君ですね。

 CrazyΧ12ー3=me

なんて歌詞、彼しか思い付かないです。

 みんなその後を追いますが、彼のこの世界を飛び抜けた人は私はまだ、お会いしたことはありません。しかし、彼の歌詞にも、男性の弱さを上手く表現しているので、男性は弱いいきものだと感じます。

 今回は私的歌詞論をお話しました。ですから、私の好みに偏っておりますし、もっと、掘り下げると、沢山出てきますが、今回はこの辺で。

 皆さんも、色々感じながら、考えながら聴くと、世界が広まって行くと思います。

 それでは See you again サヨナラは言わない せめて恋人のまま、別れたい・・・・・・。