撃沈ばかり

 2022.6.22

 

  私の好きなのは高見沢俊彦であるのは皆さんご存知でしょうが 、それなりに普通の恋もしました。

 私の場合変わっていて、 憎まれ口を叩く男の子を好きになってしまうのです 。

あと何かくれる人 、笑 。

 幼稚園の頃は家族ぐるみでまーちゃんと言う 一番背が高い男の子と仲が良かったです 。  ピーチクパーチクしゃべってばかりいる私でしたが、まーちゃんと一緒だと何にも喋らなくても お互い落ち着く関係でした。

  まーちゃんはとても静かな男の子で 未だにまーちゃんの顔は思い出せるのですが 、声が分かりません 。それだけ無口な男の子でした 。

 まーちゃんと一緒に海に行った時に

「寒いね」

と言ったら

「うん」

とだけ。たったそれだけの会話だったのですが 二人で砂浜にいた時、とてもほんわかな気持ちに包まれました。

 小学校1、2年の時は 、M 君という男の子が好きでした。

 なぜならバインダーノートにドラえもんの絵を書いて中田へと くれたからです 。

 たったそれだけのことだったのですが とても好きになってしまいました 。

 M 君は両親が教師をやっていた はずです。まあちゃんと共通するのがお姉さんがいる 男の子 というところです。

 私は一人っ子のせいか、次男坊とか長男坊でもお姉ちゃんがいるという男の子と仲良くなりやすいみたいです。所謂、末っ子です。

 3、4年生の時には H 君という男の子を 休憩中に私がまた、おならをしてしまい、 H 君が私の方を振り向いた時、私は内緒にしといてねと 言ったら H 君は分かったのか分かっていないのか一応うんと頷いてくれました 。

 そしてバレンタインデーの時にチョコレートを渡し、函館は ホワイトデーの時 クッキーを渡す習慣があり、本命の彼女にはトラピストクッキーをあげると言う 風潮がありました。

 私の後ろに H 君が座っており 授業中に 椅子を叩くので何?と聞くと、下に手を伸ばしてと、言われたので私が何だろうと思って下に手を伸ばすと 、トラピストクッキーが 渡されました。

 授業中にですよ。

私はそんな粋な H 君のことが好きでした。

 そんなとき K 君と言う 足の速い 運動では一番という男の子がいました 。

 その男の子とドッジボールで 対戦して 私ひとりとその K 君だけが残り、お互い投げ合いをしどっちが勝ったか負けたかを競い合っていた中でした。

 そして K 君と 雪の上を歩いて その内私は心が変わり始めました 。

 しかし K 君は私と仲が良かったけいこちゃんのことが好きでした 。

 そして 中田の好きな人は誰?と聞かれた時K君の名前を言いそうになった時、 K 君が

「中田は H のことが好きなんだもんな」

と言いました 。

 これ以上、私が想いを言ってしまうのは K 君との 絆も消えてしまう恐れが、K君が感じたからそう言ったのでしょう 。

 所謂、恋愛対象ではなく、同志だったのです。

 そして中学に上がり 給食当番だった私は 大きな給食が入った 押し車を押していたら、前に立っていた 2年生のバスケ部のキャプテンと K 先輩が 歩いていて ぶつかってしまいました 。

 その時、私はごめんなさいと謝りましたが、 キャプテンの先輩は 何も言わなかったのですが K 先輩がいってーな!と私に言いました 。 

 普通大人の対応をしたキャプテンの方を女の子なら好きになってしまうのでしょうが、 私はそのいってーな!と言った K 先輩のことが好きになってしまいました。

 しかし K 先輩は 私と同い年の おーちゃんの事を 可愛いと言っていたと 他のメンバーの女の子に 私が好きなのをわかっていてなのでしょうが、そう伝えてきました。

 私は告白する前に 失恋したのです。

 2年生のクラス替えで 、3年生になり 離れた 同級生がおりました。

 離れてから私はその男の子のことが好きだと気づいたのです 。

 そして家庭科で作ったカップケーキと、手紙を渡して、そして 、 渡り廊下の所でお互い手を振りました。

 しかし彼は転校族で これ以上 中田と仲良くなってまた転校すると辛くなるから、今度から転校族は好きにならない方がいいよと。

そして中田ってモテるんじゃないかい?と気を遣ったお手紙をもらいました。

 そういえば、クラスの男子に

「一緒に、帰ろうよ~」

と、言われたり、黙って見られた事があるなと、後になってから、気付く鈍い私でした。笑。

 恋愛は私にとって 永久に答えられない問題のようです。