保守の逆襲 渡辺 眞(タダシ)著
2022.7.20
2022.7.18
フェイスブックで知り合いになった方の著書です。
大和魂を持つ、最後の方でしょう❗
ズーッと、眞さんを、タダシさんではなく、マコトさんだと、思っていたので、勝手に
「まこっつぁーん」
と、呼んでいたら
「マコトではなく、タダシです」
と言われ、大変失礼な私でしたが、未だにまこっつぁーんの方が呼びやすいのですが。
何気にYou-tubeにも、出演されていて、そこのMCの方にも
「渡辺 マコトさんです❗」
と言われて、下調べしないのかしらん?と、思った私でした。
話しは著書に移ります。
最後の大和と呼んだ方が良い感じです❗
はっきり言って、私と、考え方が、違う方向だろうなと、思いつつも、根っ子は似ているのかも知れません。
近代のジェンダーフリーの危うさ。なんでも、男女平等なら、人間はオカシクなると書いております。
私も、差別はいけないが、区別は必要だろうと、感じます。
矢張、男性性と、女性性は違うのですから、 思春期に変な性教育を受けると 後々傷になると私も思います 。
しかし私の友人で 中学生のセーラー服は女性は必ずスカートなのがどうしても駄目で、 学校を行かなかった子がいます 。
その子は女性なのですが ズボンしか履きたくないという女性でした 。
体もガリガリに痩せて 、女性らしさを自ら消そうとしていたようです。
そういう子にセーラー服を着なさいと、無理なことを言うのは、やはり教育上、良くないのではないかと思っております 。
男性性を優先させるのも大事ですが、スカートを履きたくないという女性も世の中にはいます 。
ですから 人によって性教育や、他の教育等を、 変えた方がいいのだと思います 。
あと子供にも人格があると私は思います。
しかし、皆さん忙しいを言い訳に余り、深く関わらないようですね。
勿論、プライベートまで、根掘り葉掘り、ずけずけ訊くのは良くないでしょうが、時として、子供は先生に何かしらのサインを出しています。それを分かっても、面倒臭いと言って何もしない、教師も少なからずおります。
そして、男性教師なら、女生徒を女として、見ます。
私がされた事があるので、良く分かります。先生の方は、単なるふざけただけと、言いますが、少女には一生の心の傷に残ります。
昔は教師は聖職者だったが、今は勉強教えるだけの、ロボットです。成績の事だけ考えたら、塾の講師の方が専門なのですから、塾に行った方が良い。
何故、学校があるか?
人は一人では生きられないので、色んな人と、どう付き合って行くかの、学びの場でもあるのです。
中には良い先生もおりますが、そんな方に限って責任感を持ち、鬱になをったり、自殺してしまうのです。
男性性と、女性性は違いますが、それも、個人的に違います。
私が学生だった頃、体育館の上から、下にいる、生徒の大群を見て、正直、吐き気がしました。
皆、同じ服、服、服で。誰もはみ出してはならないよと、言っているようなものです。
気持ち悪かったのは、ハッキリ覚えております。
ただ、ウチみたいに余りお金が無いと、私服よりは制服の方が有難いのは事実です。
この本ではジェンダーフリーが 男らしさ女らしさをなくしてしまう危険な事だと書かれてあります。
それはもちろん分かります 。
しかし、男性が包丁を持って料理を作ったからといって 、男らしさが失われるわけではない でしょう。
事実私の父も 自分で料理ができる人だった。 しかし、周りの男の人達より 群を抜いて 男らしい人だった。
だから、必ずしも女性のやることが男性が、やって男らしさが失われるわけではないのであります。
それとまた逆に、 女性も 男のすることをしたからといって、女性らしさが無くなるわけではない。そこは間違わないでほしい。
男の方は、幻滅するだろうが、女子校では夏の暑い日に、スカートをめくり、その間に下敷きを、うちわ代わりに 、股を冷やすと言う 、そういう格好をするのは、女性しかいないから出来ることです 。
女同士だと平気でそういうことをしてしまう 。
色気ということを前提として考えるなら、 黙っていても女性は恥を知り、その恥ずかしさが、色気に繋がるんだと思います。
男性もまた然りです。
こういうことをやったら男として情けないという思いが、男らしさを保つのだと思います。
必ずしも女性がやることを男性がやったからといって男らしさが失われるものではない と私は考えております。
なら男性は、 自分のご飯は自分で作っちゃいけないのだろうか ?
自分の汚れた衣服は自分で洗ってはいけないのだろうか ?
それはむしろをした方が、人として成長するから、必要なことだと思います。
いい年した男の人が、 お母さんに洗濯してもらったり、ご飯を作ってもらったり、いつまで子供なんだろうと、こと日本の男性は精神年齢が低すぎるのは甘やかす、親のせいだろうと、かんじます。
これからの時代、男性も、料理出来ないと、お婿さん候補から、外されるでしょう。
それでいて、 男女平等が謳われるから、男らしさということがわからなくなる 。
デートに誘ってもおごることすら、分からない 。
情けない限りである。
そして女性を守ろうと言う 、気骨のある男性が少なくなった。
男性にフェミニストがいないのは、やはり今の状態が男として楽だからだろう。
男に生まれてくれば 、煩わしい家事洗濯はしなくても済むし、 ただ外に働きに行って、家で威張っていればいいのだから 。
本当の意味での男女平等になってしまうと、 男性は生きにくくなる。
だからフェミニストな男性はいないのだ。 誰だって自分が苦しい立場に追い込む人間はいないのだから、
そして男女平等の名のもとに晒された、男性は大変だと言う 。
大変だったのは、今までの女性たちの方だ。
その恩恵が、今の若い男性に覆いかぶさっているだけなのだ 。
女性はもっとひどい扱いを受けてきた。
ただ悲しいことに 、そういうふうにした男性に、罰が当たるのではなく、何も関係のないそういう馬鹿な男の人の孫世代の男性に、 女性達の怒りがぶつけられる。
それはとんだとばっちりで、とても可哀想だと思う。
あと女性の社会進出が 、母性が無くなり 子供を歪ませる と書かれてある。
果たしてそうだろうか ?
私個人の感想ですが 、母親が不在でも 、父親がしっかり愛情をかけていれば、 その子供はすくすく育っていきます 。
なぜなら私の母は二度死に目に遭うぐらい体が弱い人で、 入院生活が長く、その度に父が、ご飯を作ってくれ、幼稚園へ送り出し、自分の仕事をして、迎えの時間に間に合わなければ部下に頼み、私を迎えに来て、私は初めて会うおじさんなので、少しドキドキしながらそのおじさんの運転で父のいる会社へ向かいました 。
そして遊びながら、父が仕事終わるのを待っておりました。 何かかんかあるうちは、 愛情につつまれると思います。
何にもなくって、 母親が外で働き、お金さえ与えてればいいだろうと、傲慢さが子供を歪ませるのは、私も納得が行きます 。
しかし、それは母親だけではなく、父親の愛情もしっかり育っていない、家庭だからだと私は思います。
あと必ずしも血がつながっているからといって 良いとは、限りません 。
毒親という流行った言葉があります 。
実の親でもいない方が、良い親もいます 。
実際血は繋がっていなくても親らしいことをしてくれる人も、ご近所にはいます 。
今はだんだんと希薄になってきておりますが 、私が何を言いたいかと思うしますと 、女性が社会進出をし、働くことによって母性が失われ子供が歪んでいくという風潮は少し違うのではないかと思うのです。
もちろん、三つ子の魂百までという諺があるように、3歳ぐらいまでは子供の側についてあげるのがいいという、考え方もありますが、それが必ずしも母親でだけではなく父親も必要だということです。
お父さん役とお母さん役を 演じながら子供を育てようと相談しているご夫婦もいます 。 それはそれでいいと思います。
しかし女性が働いたからといって 、そこの家の子供が駄目になるのは、女性だけの責任ではなく、 お父さんの責任でもあるでしょう。
もし、シングルマザーやシングルファザーだったら子供は育たなくなるのでしょうか ?違います よね?
昔は 片親だった場合 、ご近所の人がそのお母さんが仕事に帰ってくるあいだまで、子供を面倒を見たり しました。
わざわざ託児所に預けなくても、 近所で一体になって子供を育てていったはずです 。よく言うながや精神ですね。
今は子供にいたずらをする大人が多いから、そういう協力的なことはできなくなってしまい、わざわざお金を払わなければ、子供を預けることができない、 そういう社会になってしまったのが、一番の欠点だと思います。
私が幼い頃は 、名前も知らない近所の怖いおじいちゃんや、口うるさいおばさんに、悪いことをしたら
「そんなことしたら駄目でしょう」
と 注意されて生きてきました 。
しかし、今は誰も注意しません。
親父狩りに遭ったりとかしたら怖いから注意できないのでしょう。
子供達はそんな大人の顔色をうかがい好き勝手に悪いことをします。
誰かが思いっきり叱ってあげなくちゃいけない時もあるのです。
著者とはアプローチの仕方は違うのでしょうが、考えてることは同じだと思います 。
やはりきちんとした愛情の基盤を持っていない人間は、大人になっても、 自分に自信が持てず、 きちんと生きていくことができないのです 。
それをジェンダーフリーは良くないと 著者は言っております。
しかし、私はジェンダーフリーの上でそういうことがちゃんとできるような、人間を作れると思っている、ところが、大きな違いでしょう。
後ジェンダーフリーを認めないという発想から 、ゲイやレズビアンが色眼鏡で見られ 、痛い思いをさせられるのだと思います。
女性の人権を守れない社会に、ゲイやレズビアンを守れる社会になれるとは思わないからです。
そして結婚しない人を責める。
それはお門違いです 。なぜ、必ず結婚し、子どもを産み育てなくてはいけないのでしょうか ?
自分の老後のために ?
自分の叶えられなかった夢を叶えさせるために?
全て自分の押し付けでしょう。
そんなわがままなわけで 結婚し、子どもを産み育てるぐらいだったら 、一生独身で一人で真っ当に生きた方が 、人として立派だと私は思います 。
一人はそれは大変です。 親や兄弟がいなければなおさら大変です。
しかし私は戦います。
妥協して結婚はしたくないからです 。
家政婦制や売春婦制という昔からある日本のそういう結婚はしたくないからです 。例え女性の方が稼いでいてもです。お金の問題ではありません。
それをしてしまうと、そこにはもうすでに 愛ではなく、取引になってしまうからです。 私は愛を与えたいし、愛されたいのであって、 取引をしたいのではないのです 。
お金をあげるから、家事洗濯やってくれなら、 家政婦です。
たまには欲求不満になるから、夜のお相手もしてくれ、なら売春婦です。
家政婦と売春婦を雇った方が早いでしょう。 それを結婚という名のもとにすり替え安いお給料でなんとか二つの物を獲得しようとする男性のズルさを結婚から感じるのは私だけでしょうか?
しろいうさぎとくろいうさぎという絵本があります 。私はあそこに結婚のすべてが書かれてあると思います 。ただただ一緒にいたかった 。それが結婚だと言う 。これからも永遠に一緒にいられるという、安心感を得る為が結婚だということだと、思っております。
今回はジェンダーフリーにを中心にして話をしました 。
意見の食い違いはあるかとおもいますが、大和魂を持った最後の男性が書いた本です。
またこの本をどうか皆さん手にとって 、お読みください 。
そして自分なりの 考えをお持ちください 。
必ず何かしら自分の答えが出せると思います。
今の余り使いたくない言い方ですが、軟弱な男の子と、恥を忘れた女の子に、特に手に取って貰いたい。
この本に出会えた事に感謝して・・・
ありがとう❗まこっつぁーんではなく、眞さん❗