クエスチョニング❓

2022.7.24

 

 LGBTQは皆さん、ご存知でしょう。

レズビアン、ゲイ、バイセクシャルトランスジェンダー、クエスチョニングだ。

 私はクエスチョニングにあたる。

精神的にはバイセクシャルだが、肉体的にはアセクシャルである。

 ずっと、普通に恋愛出来ないのを悩んで来た。

 心は男女問わず、素敵な人がいたら、好きになってしまう。

 しかし、触れあったりするのは、とても、苦手だ。

 所謂、SEXが出来ないのだ。

 男性の方は

「大丈夫だって❗」

と、自分が相手なら出来ると、自信満々で、言って来るが、駄目なモノは駄目なのだ。

 Dr.にも、相談した事がある。

20代の頃は心から好きな人が出来たら、大丈夫だから、心配するなが、50代になった今、

そればかりが、全てじゃないからに変わった。

 美輪明宏さんの本で、私と、同じく、出来ない人が紹介されていた。

 自分だけではないのだと、少し安心した。

 ♪女に産まれて来たけれど、女の幸せまだ、来ない♪と、違う意味で唄いたくなる。

 お子さんをおもちの方に、どんな風ですか?とお訊きすると

「早く終わってくれないかな~」

と、考えながら、している方が、多数いたのには驚いた。

 何故、夫婦で、こうして欲しい等、話し合わないのだろうか❓

 私の様に、出来ない人間からすると、とても、勿体無いと、感じる。

 愛し合っているのだから、もっと、話し合えば良いのにと、思ってしまう。

 中学生の時、違うクラスで、女性教師が

「SEXは良いモノです❗」

と言ったと、学校中に広まった。

 私はざわついている同級生を見ながら、その頭には“愛し合っている人の“が付いたと思っている。

 そういう事を公に話せる先生は素敵だと思った。

 勿論、身体も精神も、大人になった人に限ってだが。

 若い頃は過ちを犯すおそれがある。

しかし、年齢だけでは計れない。

人それぞれ、成長も違うのだから、若くても、大人の考えを持っている人もいれば、いい年をしても、お子ちゃまもいる。

 ある時、普段は見ない週刊誌に

“恋愛出来ない私たち“と書かれていて、即購入した。

 私とはまた、タイプが違う人が、普通の男性と出会って、一度、試してみたが

「僕たちにはこれは必要ないね」

と言い、それでも結婚して、一緒に暮らしている。、

 その女性は、普通になれて良かったとインタビューに答えていた。

 美味しい物を一緒に美味しいと、好きな物が同じだったりして、嬉しいと言っていた。

 私は少し、羨ましくなった。

私に人として、愛してくれる人が、いつか、現れると信じて生きて行くしかない。