アンパンマンとバイキンマン

 やなせたかしさんの代表作の漫画だ。

 アニメーションでほとんどの人が知っているだろう。

 やなせたかしさんは戦争を経験しているので、一番は食べるものが、必要との事で、困ってる子供にパワーが減るが自分の顔のあんぱんをあげる。

 そして、正義の味方は決してカッコ良いものではないと。

 あと、100%善人や悪人はいないと。

 バイキンマンは悪者だが、どこか憎めないキャラクターだ。

 悪い事しようとして結果的に助けてしまったりしてる。

 私は常々、嫌な奴に見られたいと思っている。その方が生きるのが楽だから。

 だって良いと思われていたら、ちょっとミスしただけで、凄く悪いイメージに取られてしまうのに、悪人が道に落ちてた、空き缶を拾ってゴミ箱に入れただけで、まるで神様のように思われるからだ。

 そして、完全なる、善人も悪人もいないし、見る人に寄って、悪人にも善人にもなる。

 ある人は

「あんな良い人が?」

と言ったかと思うと、他の人に取っては厄介な人だったりする。

 私は自分の心の扉は3枚あると感じている。1つ目はオープンで、誰でも、どうぞ!と、常に何かに反応する動の自分。2つ目は

「また、のぞ美のヤツ泣いてるよ」

と、天井の隅から下に見下ろして笑っている、自分しか見せない、静の自分。

 そして、3つ目は自分でも分からない、見た事がない自分。

 その扉が開かれた時は自分で自分を制御出来ないのでは?と、とても怖くなる時がある、

 あと、人格で言ったら、50人の私や俺がいる。たまに俺が出てきた時は戸惑うが、最近はなくなって来た。

 それだけ、大人になったのか?何も感じなくなった私がいた。

 ここ5年位は俺も出ないし、無感情と言う訳でもない。

 あくまで、冷静に自分を視ながら生きていると感じる。

 私自身が50人もの人格があって、3枚の扉があるのだから、他の人も、良いところと、悪いところがあるのは当たり前だよなと考えると、人の過ちを突っつく事等出来なくなるし、赦せる事が出来る。

 それが出来た時、人格者として認められると、自分自身で感じられる。

 まず、自分を愛さないと、誰も愛せない。

 流されてみたら?とか、色々言われるけど、未来の自分に顔向け出来る、今の自分でいたいと思っている。

 こんな事言っているから

「良く分からない人ね」

と、言われてしまうのでしょう。

 でも、このままいくぞー!