自分の事は自分で
私の料理の師匠は大竹まことさんと、笠原将弘さんと、今は亡き父だ。
今はあげてしまって無いが、'こんな料理で男はまいる'という大竹さんの本が料理のバイブルだった。
平日、家に居る時、TVの笠原道場とESSEに載っている、笠原さんの料理を作ったりした。
父には包丁の持ち方や、出しの取り方や通称、馬鹿っタレという醤油とみりんとザラメを混ぜて、どんな料理にも使えるというのを教えてもらった。
しかし、私は主婦になりたくない。
主婦程、割に合わない仕事はないと思っている。
普通のサラリーマンみたいに何時から何時まで、お仕事ではなく、四六時中お仕事だから。
それに対して、貰える、給金は無いか、旦那さんの給料だろう。
主婦を賃金計算すると普通のサラリーマンの3倍は貰わなくてはいけないと、感じる。
こと、日本人は女性が家事、洗濯するものだと、思い込んでいる。
良い年をした男性が料理出来なくても、可愛いで済まされるのに、女性が出来ないと言うと、「結婚出来ませんよ」とくる。
自分の事は自分でしましょうと小学生の時、教わったではないか?
男だから、女だから以前の問題でしょう。
あるお昼休憩の時、柿が渡され、ナイフを借りて切ろうとすると、周りの主婦と呼ばれる女性達が私の手元をじーっと見て
「切れるんじゃない」
と、料理が出来なさそうに見えていたらしく、失敗すればいいと、望んでいたのとは真逆に、キャベツの千切りばかりのバイトとかしていたから、出来るんだよと、心で叫んだ。
良く料理上手アピールをする女性がいるが、それこそ
「だから、なんなの?」
と思う。そう言って男性の気を引くのは勝手だが、少し見苦しい。
よく、芸能人が料理をインスタにあげて叩かれているから、止めればいいのに、どういう意図があるのだろう。
私達、家族はこれだけ幸せです!アピール等いらないのに。
と言う私も、ハンバーグ作り過ぎて、思わずフェイスブックに載せているから、人の事はいえないか(笑)。
兎に角、自分の事は自分でしましょう。そこに性差別は入れないで欲しい。
愛情があれば、どちらがやっても良いだろう。
しかし、いくら男女平等とはいえ、デート代を割り勘にしようとする男性は正直、興ざめだが。