バスの旅

2022.8.3

 

 今日、喉がまだ痛く、本調子ではなかったがスマートフォンのネットワークが外に出ると、繋がらず、バスで片道30分位かかる、ショップへ行った。

 帰りにシンウルトラマンでも、観ようかと思ったが、そんな気力もなく、単なる私が繋ぎ方を間違えていたらしくて、手数料を取られて帰って来た。

 よーく、調べてやると、自分でもできたことだったが、やっていただき感謝だ。

 外のベンチで、20分位待つ。日焼けは気になるから、UVスプレーはかけたが、日に当たらないと、前に骨粗鬆症になったので、今日は当たった。

 汗がタラタラ垂れてくる。

帰りのバスで、最終地点だったからか、誰も降りますのボタンを押さないので、前に一度、バスの運転手さんに、押したら良いかどうかと訊くと、押してくださいとの事。

 私はボタンを押したが反応がなく、ジャンプして、上のボタンを押したが、鳴らず、後ろの席のオバチャンが

「あれ、鳴らないのかい?私、前に降り損ねて、温泉まで行って、一っ風呂浴びて来た事があるのよ~」

と、話し掛けられたが、私はボタンが鳴らないのに、一生懸命で

「そうですか」

と、返事しながら、鳴らないので諦めた。

 そうすると、きちんと止まってくれて、全員、バスから降りた。

 私は何をやっているのだろう。

 バスの運転手さんは若い方だった。

オバチャンの声も聞いていたはず。

 私は今でも、笑えるが、障がい者手帳の写真が、何故か笑っているのだ。

 スーパーの横にある、証明写真で撮った。3回くらいで、どれも写りが、いまいちで、笑った顔の写真が一番、まともだったので、持っていくと、係の方が、その写真を10秒位、ジーっと観て、何事もなかったかのように、手続きをした。

 普通は証明写真は笑っていないから、今でも、思い出し笑いをしてしまう。

 その写真を運転手さんに、見せて帰って来た。

 ちょっとした、バスの旅だった。